
発達に特性のあるお子さんの中には、
「言葉で伝えることが難しい」「人と関わる遊びが続かない」といった課題を抱えている場合があります。
しかし、多くのお子さんは本来、
「誰かと気持ちを共有したい」「楽しい体験を一緒に味わいたい」という力を持っています。
その力を引き出すための支援として注目されているのが、
JASPER(ジャスパー)という支援アプローチです。
大阪市の個別療育センター「結いの虹」では、
このJASPERの考え方を取り入れながら、遊びを通した個別療育を行っています。
JASPERは
Joint Attention(共同注意)
Symbolic Play(象徴遊び)
Engagement(関わり)
Regulation(自己調整)
の頭文字をとった支援モデルです。
主に自閉スペクトラム症(ASD)をはじめとする発達特性のある幼児期の子どもに対して、
遊びの中で社会的コミュニケーションを育てることを目的としています。
JASPERでは、次の4つの力を大切にしています。
同じものを見る、同じ体験を共有する力です。
例えば
「見て!」と指さす
・相手が見ているものを見る
・楽しい体験を共有する
・こうした経験が、言葉やコミュニケーションの土台になります。
「ごっこ遊び」などの想像力を使った遊びです。
例
・人形を寝かせる
・車を走らせる
・お店屋さんごっこ
象徴遊びは
・言葉の理解
・想像力
・社会性
と深く関係しています。
人と一緒に遊びを楽しむ力です。
一人遊びから
・同じ空間で遊ぶ
・同じ遊びを共有する
・一緒に展開していく
という関係へと発展していきます。
気持ちや行動を整える力です。
例えば
・興奮しすぎる
・気持ちの切り替えが難しい
といった場面でも、
安心できる関係の中で少しずつ調整できるよう支援します。
「遊び」を通して育てる支援
JASPERの最大の特徴は子どもの興味を出発点にすることです。
大人が課題を与えるのではなく
・子どもの好きな遊び
・興味のあるおもちゃ
・自然なやり取り
を通して関係性を作ります。
研究では、JASPERを取り入れた支援によって
・共同注意の増加
・言葉の発達
・社会的コミュニケーションの向上
などの効果が報告されています。
結いの虹では、
お子さん一人ひとりの発達段階や興味を大切にした個別療育を行っています。
JASPERの考え方を活かしながら、
遊びを通した関係づくり
・お子さんの
・好きなおもちゃ
・好きな遊び
・興味のあるテーマ
から関係づくりを始めます。
「やらせる療育」ではなく、
一緒に楽しむ関係の中でコミュニケーションを育てることを大切にしています。
例えば
・同じおもちゃを見ながら遊ぶ
・「もう一回」のやり取りを作る
・視線やジェスチャーを大切にする
こうした小さなやり取りが
言葉の発達につながっていきます。
お子さんの遊びを観察しながら
・ごっこ遊びの展開
・遊びのストーリー
・人とのやり取り
を少しずつ広げていきます。
遊びの世界が広がることで、
コミュニケーションも自然に増えていきます。
発達の特性は一人ひとり異なります。
同じ年齢でも
・興味のある遊び
・得意なこと
・困りごと
は大きく違います。
結いの虹では
・TEACCHプログラム
・インリアル・アプローチ
・JASPER
などのエビデンスに基づいた視点を取り入れながら、
お子さんに合った関わり方を丁寧に探していきます。
療育の中でよく見られるのは、
・「見て!」
・「もう一回」
・「できた!」
という瞬間です。
誰かと一緒に楽しい体験を共有したいという気持ちが、
コミュニケーションの原点です。
JASPERの視点を取り入れた療育は、
その「伝えたい」という気持ちを大切にしながら、
子どもの可能性を広げていきます。
結いの虹では
・個別療育
・発達支援
・保護者支援
を大切にしながら、
お子さん一人ひとりの成長をサポートしています。
「ことばが少ない」
「人との関わりが苦手」
「遊びが広がらない」
など、気になることがあれば
お気軽にご相談ください。
遊びの中で育つ小さな変化を、
ご家族と一緒に大切にしていきます。
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